八幡平ハイキング
October 6th, 2022
道の駅碇ケ関
肌寒く曇った朝、シートに囲まれた建物の裏を回ると前夜見つけることが出来なかった温泉のお大きなサインが見えた。夜の暗さで見えなかったのだ。
道の駅碇ヶ関はとても新しく近代的な施設があり車中泊には良い場所である。残念ながら今回は温泉についてはコメントできないが。。。
八幡平に向かう途中道の駅かづのにも寄った。ここも新しく広いトイレがあり、新鮮な野菜やお土産がたくさん揃っている。とても広い駐車場があるのだがトイレからは離れている。
八幡平
八幡平に近づくにつれ紅葉の始まりを見ることが出来るようになった。特別に素晴らしいほどではないが綺麗だ。八幡平ビジターセンターで車を降りて大沼を散策しようとしたが残念ながら工事中で沼の周りをほんの少ししか歩く事ができなかった。
アスピーテ・ラインのドライブは楽しい。そして頂上に近づくと今回の旅で初めての雪に出会った。モミや笹が白く、写真を撮ろうと車を止めるとその茂みは氷に覆われていた。凍えたモミ、真っ赤な紅葉と雪を被った赤い木の実、溶けていく氷がキラキラして素晴らしく美しい。
頂上付近の一日500円の駐車場に車をとめ、摂氏5度で風も強かったので暖かい服を着込んだ。
一番長い散策ルートを歩くことに決めた。頂上まで八幡沼をまわって登り、そこから小さい沼をいくつか通って駐車場に戻るというコースだ。このコースは大体2時間のコースだが、あちこちで写真を撮ったり道を間違えたりして長くかかってしまった。それに雪と氷で凍った木道は油断できず一歩一歩細心の注意を払って歩く必要もあった。
しかし長いコースにして正解だった。動きの速い雲と色彩豊かな植生が素晴らしく、最初は寒かったけれど風下側に入るとすぐに暖かくなってきた。頂上から下る頃には時々陽も射し始めキラキラした光の景色を作り出していた。
八幡平のハイキングの後は近くの『ゆらら』という温泉に行った。八幡平周辺には有名な硫黄温泉もいくつかあるのだが大体3時ごろには閉まってしまう。『ゆらら』は5時まで開いていて温泉が必要だった私たちにはとても助かる。ツーリスト向けではないのだが本物の温泉だ。
温泉で温まってから道の駅美郷までの長距離ドライブとなった。山々は美しかったがスーパーマーケットもコンビニもなく、でも夕食の食材は必要だった。ようやく買い物をしてから道の駅に辿り着いた。駐車場は広かったがトイレに近い所は道路にも近い。施設は立派だがゴミ箱は無かった。県の方針だろうか?
*八幡平ふれあいやすらぎセンター「ゆらら」;500円 / 大人
The author is a long term resident of Japan who has and continues to travel the country extensively. Avoiding highways where possible, the author has driven from Kagoshima in Kyushu to Wakanai in Hokkaido covering 20,000 plus kilometres and counting.