紅葉の大雪高原温泉沼めぐり

Daisetsukogen Onsen

September ’22

大雪高原温泉行きのシャトルバス

肌寒い曇りの朝、私たちはやっぱり層雲峡キャンプ場を出発する最後のグループだった。大雪ダムのそばにあるレイクサイドという場所までは30分のドライブ。そこから紅葉で有名な大雪高原の池を巡るトレイルに向かう、熊の生息地だ。

まずはレイクサイドに車を止めてそこからシャトルバスで大雪高原温泉まで行かなければならない。これは紅葉のピークシーズンの間に行われている事でレイクサイドから大雪高原温泉までと銀仙台までの二つの路線のシャトルバスがシーズン中は出ている。とても乗りごごちの悪いバスで、窓枠が外れかかった所はテープで止めてあり未舗装の道を走るので物凄い音がする。25分ぐらいのドライブだが目的地に着いた時車内は土埃で霞んでいた。往復で1500円だがなかなかの経験ができる。

到着するとハイキングをする人たちはヒグマに関するレクチャーを受けなければならない。知床五湖のヒグマレクチャーと比べるとひどく簡単なレクチャーで、主にそれぞれの池を何時までに出発して戻らなければならいという事が大切のようだった。

沼めぐりハイキングコース

生存確認ができるようにと思われるが、名前を記入した後にヒグマ情報センター内でレクチャーを受け、そこから沼めぐりハイキングコースに入山することができる。数年前に知床半島で受けたヒグマに関してのレクチャーは厳しく、お弁当どころかポケットの中のキャンディでさえ持って行かないように言われた。ここは域内の数カ所でお弁当も食べることができる。

いずれにしても入山できるのは7時から13時までの間でレンジャーの人たちが付近にヒグマがいない事を確認してからとなる。そして15時までに下山しなければならない。

autumn at Daisetsukougen Onsen

大雪高原温泉沼めぐり

トレイル自体は予想していたより起伏に富んで急なアップダウンがあり、大きな岩や木の根をよじ登ったりという感じだ。

想像してたのは湖の周りを数キロゆったりと歩く感じだったので大雪山黒岳に前日に登った事もありスタートからキツかった。しばらく行ってから少しはマシになったが実際に楽になったのは沼のエリアに着いてからだった。以前は一周できるルートだったらしいが台風の影響で途中からは通れなくなっているということだった。

私たちは4つ目の緑沼まで歩いてから戻ることにした。景色は素晴らしく、黄葉の木々の中に赤い紅葉が混じり、その向こうの山はくすんだ赤、黄、緑、灰色の錦模様だ。

Daisetsukogen Midori-numa

大雪温泉高原 緑沼

頑張って歩かなければならないが秋の彩りの中の素晴らしいハイキングだ。びっくりしたのは多くのバスツアーのグループに出会ったことだ。ほとんどがシニアでゴツゴツした岩を乗り越え元気に歩いて行った。それらのグループとは別に二人の年配の女性から声をかけられた。彼女達は前日に黒岳登山で出会った人達で、足元に気をつけながら歩みはとてもゆっくりだったが確実に進んでた。とてもリラックスしていてマイペースでハイキングを楽しんでいる驚くべき人達だった。

Daisetsukogen Onsen walk

大雪温泉高原のぞき地獄

池、急流、地獄、遠くの景色、素晴らしい紅葉、そして熊の不在、とても良いハイキングだった。無事に戻って来れて良かった。

熊のふんがあった場所に置いてあったタグ

道の駅士幌温泉

再び埃っぽい道をボロボロのバスで駐車場まで戻り車に乗った。食糧を買い込み温泉のある道の駅士幌温泉に向かう。心地よい温泉に浸かり、朝からチョコレートしか食べてなかったので嬉しい食事だった。

道の駅士幌温泉は大きな駐車場ともちろん24時間トイレがあるが、宿泊施設もある温泉の建物とは離れた感じで夜間には何台かの車が停まっていた。特にパークゴルフ目当てのキャンピングカーなどが目についた。

*士幌温泉 ;500円 / 大人

ゴミ箱はなし

北海道でゴミ箱を見つけるのが難しいということに段々と気がついてきた。自動販売機でさえも瓶や缶のリサイクル箱がない。以前は店の外にゴミ箱を置いていたと思ったセイコーマートにもない。テイクアウトの食べ物や飲み物を販売していながらそのゴミの受け皿を用意しないのは個人的には極めて無責任だと思う。たとえ家からゴミを持ってきてコンビニのゴミ箱に捨てる人がいるとしても店で購入した食品などの容器を捨てたいと思う客の方が多いはずだと思うのだが。

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