クッチャロ湖から稚内へ
June 2019,
クッチャロ湖畔キャンプ場
クッチャロ湖畔キャンプ場は一夜を過ごすのに良いキャンプ場だ。湖畔からの眺めは静けさに満ちている。
キャンプ場の近くにある水鳥観察館(無料)を見学した。ここはクッチャロ湖の水鳥を観察する施設だが沢山の鳥や動物の剥製も展示されている。ヒグマからイタチ、オオワシからキクイタダキまで 猟師に捉えられた物ではなく助けられなかった動物たちを剥製にしたものだと説明されている。
残念ながらこの季節にこれらの動物に出会うのは難しいし、有名なクッチャロ湖の白鳥の群れも春と秋の渡りのシーズンでないと出会えない。
稚内
礼文島に渡るためクッチャロ湖から稚内に向かった。
稚内は水曜日という事もあってなのか どの店も閉まっていてあまり食べる事のないラーメンを食べる事になった。街にはロシア・レストラン(水曜定休)、ロシア語の道路表示、ネオ・クラッシックな防波堤、沿岸警備隊の船、それ以上に見所は見つからなかった。副港市場という観光拠点にはいろいろな店が集まっているがそこも水曜日は休みが多い。港の湯という温泉もあったが現在は閉まっていて2022年秋に再開予定だ。
このモダンな最北の駅の写真を撮る人は多い。駅の外には以前のレールの車止めモニュメントがある。昔はもう少し先まで伸びていたようだ。
宗谷岬
稚内に行く途中に日本最北端の宗谷岬にも立ち寄った。岬の南側の丘を登って行くとまだ黒百合がちらほらと咲いていた。
ここの海は驚くほど浅い。訪れるまではオホーツクと言うことで荒れた海をイメージしていたが再訪した今回も静かな浅い海だった。始めて訪れた時は文字通り鏡のような海だった。
道の駅わっかない
道の駅わっかないに車中泊。ここからフェリー乗り場には近いがトイレは駅構内にあるので夜中に行くのにはちょっとした距離がある。
そう遠くない無料のキャンプ場もチェックしてみた。かなり急な丘を登った所にあり無料にしては悪くないがやはり港のすぐそばの道の駅を選んだ。キャンプ場には何頭かの鹿がうろうろしていた。
駅周辺で食料を調達するには駅なかのコンビニ”セイコーマート”がわかりやすい。
The author is a long term resident of Japan who has and continues to travel the country extensively. Avoiding highways where possible, the author has driven from Kagoshima in Kyushu to Wakanai in Hokkaido covering 20,000 plus kilometres and counting.