Lake Kushu , 礼文島 久種湖
June 2019,
礼文島を出発する日の寒くて曇った朝、前日の岬めぐりハイキングのせいで身体は少し痛かった。1時25分に出る利尻経由のフェリーを捕まえるには宿の前を12時に出るバスに乗らないといけない。でも、午前中は自由だ。
久種湖
それで宿の前にある久種湖の周り歩くハイキングコース(4.2km)に行く事にした。このコースはとても楽で湖の近くの平たい道を歩くだけなので体の負担はない。湖のほとりの湿地や葦原の中の刈り取られた草の道を歩くのでとても気持ち良い。しかし鳥の歌声は聞こえたが姿を見かけることはほとんどなかった。
コースの最後の方は道路沿いを歩くようになっていて村に続いてる。そこで私たちはビーチに行く事にした。ビーチには貝殻がたくさんあり、場所によっては砂浜が見えないくらい厚い貝殻に覆われていた。そしてその貝殻のほとんどに直径5ミリぐらいの丸い穴が開いている。その穴はある種のカタツムリ(ツメタガイ)によって開けられたのだと思う。貝殻に穴を開けてから貝の中身を吸い出して食べるという恐ろしい話がある。
礼文島から稚内へ
ビーチから宿に戻って荷物をピックアップして香深フェリーポート行きのバスに乗った、料金は960円。ランチを買って稚内行きのハートランドフェリーに乗り込んだ。風がとても冷たくデッキで座ってるのは辛くなったので途中寄港した利尻島に着いてから船内に入った。海から立ち上がるギザギザの利尻富士は自分で作り出した雲のリースに包まれ とても素晴らしい景色だった。
フェリーで稚内に着いてからちょっと先の道の駅まで行こうかと思ったが時間的に遅かったのでまた稚内に泊まる事にした。吹きさらしの中深夜のトイレまでの寒くて長い道のりが始まる。
The author is a long term resident of Japan who has and continues to travel the country extensively. Avoiding highways where possible, the author has driven from Kagoshima in Kyushu to Wakanai in Hokkaido covering 20,000 plus kilometres and counting.